三門(山門)
三たん随一(但馬・丹後・丹波)と称される山門は、享和2年(1802)に再建されたものです。
楼上には釈迦三尊(釈尊・文殊・普賢)と十六羅漢が祀られ、来山者の邪心を払い、仏心を堅固にするとともに、
寺全域を守護しています。 総門(第一関)をくぐり、山門を仰ぎ見ながら近づくにつれて、自ずと身心が清浄になり、
気持ちが落ち着いて、素直な心で本堂のご本尊さまのまえへと進むことができます。
本堂
寛政4年(1792)に再建された本堂は、曹洞宗様式の清楚なたたずまいで、
平成元年(1989)に芽葺寄棟造から銅板葺入母屋造の屋根に改修されました。
本尊観世音菩薩さまをお祀りし、岸派の襖絵が堂内を荘厳しています。境内を廻るまえに、
まず本堂内に入って、やさしく微笑みかける本尊さまとお会いください。
|
|